親が一人暮らしをしているんだけど、何かあったら心配!
何かあったときに知らせてくれる便利なサービスはありますか?
セコムとかALSOKとか月々の利用料が結構かかるなぁ・・。
いい方法がありますよ!自治体が行っている見守りサービスが格安でおすすめです!
高齢者の親が一人暮らしをしていると、何かあったときにすぐに駆けつけたいですよね。
そんなときに役立つのが、自治体が行っている見守りサービスです。普段の生活は一人で行えるとしても、「何かあった時、安否確認を行いたい!!」
そんな時使えるサービスがあります。
それは、各自治体で行っている無料もしくは格安で利用できる見守りサービスです。
今回は、ケアマネジャーとして一人暮らしをされている方のために導入しました。
自治体ごとのサービス(宮崎県小林市)
宮崎県小林市には、緊急時に119番通報することができない65歳以上の高齢者または重度障がい者を対象に、ボタン1つの簡単な操作で通報できるサービスがあります。
値段も世帯収入によって0円から943円/月と格安!!で使うことができます。
小林市の委託で、周南マリコムという会社の「緊急通報・生活サポートシステム さすがの早助(サスケ)」というサービスを導入しましたのでご紹介します。
利用の流れ
小林市の場合、市役所または包括支援センターなどに申し込みます。
申込書もホームページよりダウンロードできます。
本人の状態確認と自宅の様子の調査があります。
本人の状態は、本人がなにも応答できなくてもすぐに救急に連絡できるように、使っている介護サービスや通院している病院、飲んでいるお薬や現在のADL、認知症の有無など詳しく聞き取りがあります。また、通報があった場合、連絡してほしい電話番号を3ケ所登録することができます。
私が担当している利用者は、身寄りがない方でしたので、ケアマネージャー(私)の事業所を登録しました。
実際に業者の方が来訪される
業者の方が来訪され、実際の使い方を説明してくださいます。
(最初に市役所に相談してから1ケ月ほどかかります。)
一緒に、サスケセンターにつないで、使い方の練習をします。(ボタン押すだけですが)
電話回線を利用するタイプと携帯電話のタイプがあります。
今回は、携帯電話のタイプを利用しました。
携帯電話のタイプは、当たり前ですが充電する必要があり、その充電を自己管理できるかどうかが問題です。
今回は、毎日デイサービスの方が送迎に来るので、送迎職員に充電をお願いして、デイサービスから帰って来た時に、充電し終わったものを首にかけてもらうようにしました。
注意点は家の中だけの使用に限られます。(家の外でも電波は届いて通話もできますが、家の外から通報されると本人所在場所が分からず、緊急車両の手配に手間取るためとのことでした。)
安否確認も
そうはいっても緊急時ってなかなか早々あるものではありません。
使わないと使い方を忘れてしまいます。
サスケセンターの方は「今日はこんなことがあったよー」でも「眠れない」でも何でもいいのでお電話くださいと言っておられました。
(8割、9割はそのような通報だとか‥)
また、月1回は必ず安否確認としてサスケセンターより電話がかかってくることになっています。
まとめ
見守りサービスには、民間会社がセンサー型や訪問型などたくさんのサービスがありますが、導入費用や維持費用がかかるため格安で導入できるこのサービスはとてもおすすめです。
みなさんも、自分の自治体にこのようなサービスがないか、問い合わせてみてくださいね。
ちなみに、宮崎市のサービスについてもリンクを張りますので参考にしてみてください。