こんにちは。ケアマネの幸ちゃんです。9月1日は防災の日ということで、各種防災特集がTVで組まれていましたね。
私たちのすむ地域でも、梅雨や台風シーズンは防災のための避難所が開設されます。また、南海トラフ大地震のリスクも高まっていると聞きます。
でも、在宅で介護されている車いすの方、認知症のある方はどこに避難すればいいのだろう?と考えることはありませんか?
実は、要介護者・高齢者・障がい者のための「福祉避難所」があるんです!
福祉避難所を調べておこう
福祉避難所という言葉を聞いたことがありますか?自治体によっては、二次避難所という言葉を使うこともあります。
もともと、施設がバリアフリー化されているなど、もともと高齢者や障がい者等の利用がしやすい施設が、福祉避難所として割り当てられます。
また福祉避難所には生活相談職員等の確保がされるため、健康相談などもしやすいと言えます。近くの老人福祉センター、防災拠点型地域交流スペース等を付設する社会福祉施設、特別支援学校等が避難所となることが多いです。
宮崎県の福祉避難所のリンクを張ります。お近くの福祉避難所を確認してみてくださいね。
まずは避難所に逃げる
近くに福祉避難所がなくても大丈夫。とにかく、人命優先、近くの避難所に避難してください。その後福祉避難所(二次避難所)に案内してもらうことができます。
そもそも、私、杖だけど、まあ歩けるし、早めに避難すれば普通の避難所でも‥と思われるかもしれません。でも、自分の生活環境は、生活しやすいようにバリアフリー化されているはずです。
しかしながら避難所は非日常空間。トイレ一つ、手すり一つ、段差一つ、自分の暮らしている空間とは違うと認識してください。
相談員などにお声掛けされたら、ぜひ福祉避難所に移動してくださいね。
避難するときに持っていくもの
防災グッズなどそれぞれにご家庭に用意していると思います。それに加えて、ぜひ用意しておいてほしいものがあります。
★医療保険証とお薬手帳(コピーでかまわない):手持ちのお薬がなくても、お薬手帳があれば、継続して被災していない病院や薬局から受け取ることができます。
★保険証と介護被保険者証(コピーでかまわない) 介護が必要な方は、通常のデイサービスやショートステイなど被災されていない環境でのサービスを継続することが可能です。
まとめ
いつ起きるかわからない災害ですが、事前準備をすることで、少しでも不安が解消するといいですね。ケアマネージャーは、在宅にいる高齢者の安否確認を行います。もし無事に避難できたら、ひとことケアマネージャーにも連絡してあげてくださいね。