甲子園(野球観戦)は認知症を予防するか?

ケアマネのゆきちゃんです。

介護に携わる方にとって、認知症予防は大きな関心事があることでしょう。

私はそもそも野球観戦などほぼ関心がなく、2023年はWBCのキャンプが宮崎に来たというのに一度も観戦することはありませんでした。ましてや高校生の県予選の地方大会などいままで見たこともありませんでした。しかし、この度娘が通う宮崎学園高校が、県予選準決勝・決勝・甲子園出場と進むにつれ、とても心動かされる感動的な試合を見ることができました。

今日は感動+認知症予防の視点で書きたいと思います。

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感動するとドーパミンは増える

子供のころはちょっとしたことに驚いたり、若いころは箸が転げても可笑しいといわれるように些細なことで心が浮き立ち「快感ホルモン」ドーパミンの分泌が盛んです。

その結果、ちょっとしたことで楽しくなったり、喜んだり、やる気が出てくるのです。しかし、加齢とともに、このドーパミンの分泌は低下して、感動したり、新しいことに取り組んだりする力がわいてこないのです。ドーパミンは、「うれしいな」「やった!」「すばらしい!!」という感情を生じるとき多量に分泌されます。

このホルモンこそが認知症予防に有効なのです。

たくさん感動しよう

「うれしいな」「やった!」「すばらしい!!」の感情は、まさにスポーツ観戦で感じることができます。高校球児たちが頑張っているのを見るとき、自分の青春時代を思い出すとき、逆転サヨナラで勝ち越すとき、やった!という心の動きがドーパミンを分泌させます。

本当は、実際に何かスポーツをやるほうがもっとよいのですが、スポーツ観戦も手っ取り早く感動する方法です。

ほかにも、新たな趣味を見つけたり、新たな人との出会い、新しい道をみつける(いつもと違う道を通る)など、脳を動かすために感動できることを探してみてください。

とにかく脳の動きを止めない

休みの日は、熱中症には気を付けないといけないし、エアコンの下でぼんやり、ゆっくり過ごそう!と思うかもしれませんね。日々疲れていると、ゆっくり過ごしたいのは無理もありません。

ですが、そういうときこそ、「感動」してください。そうするとやる気スイッチが入るのです。

やる気スイッチは認知症リスクを低下させます。

甲子園 初出場の結果

宮崎学園の初出場の結果は、惜しくも1回戦敗退。しかしながら、逆転サヨナラも期待できるか!9回裏までハラハラ、ドキドキしたいい試合でした。

宮崎学園の野球部のみなさん。16時間もかけてバスで応援に行ったみなさん、お疲れさまでした。

私もたくさんの感動をもらいました!ありがとう!

yuki

みなさまの在宅の生活を支援しているケアマネージャーのゆきちゃんです。

介護にまつわる情報を発信していきます。

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