65歳からの熱中症対策 ~食事編~

こんにちは。ケアマネの幸ちゃんです。毎日、暑い日が続いていますね。なんとわたくし、ご利用者さんに口を酸っぱくして「脱水に気を付けてね」「ちゃんと水分とってくださいね」という立場でありながら、6月の末に脱水症で入院する事態が発生しました…。原因は、なんといっても、食事と体力の低下。

そこで、今日は熱中症対策に見落としがちな視点、「ちゃんと食べる」についてお知らせしたいと思います。

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そもそも体内水分が足らない。

そもそも、高齢になると体の水分量が低下するんです。人間は70%が水分でできていますと言われていますが、それは幼児の話。成人は60%、老人は50%にまで低下します。

これが熱中症リスクを挙げることになります。この体内水分は、「食べる事」と「飲むこと」によって補います。

バランスよく食べよう

毎日毎日、暑いと食欲が低下しませんか?これが曲者…。画像のように、サーっとそうめんをゆでて、ツルっと食べて終了!なんて昼食をとっている方!

私もこのパターンでした。水分はたくさんとってるから大丈夫・・と思っていたのですがそうではありませんでした。バランスよく食べないと栄養低下により、そもそも暑さと戦う体力がないんですね。

たくさん食べなくても大丈夫。バランスよく、良質なたんぱく質を取ることが大事です。

たとえば、ソーメンに納豆を追加するだけでもOK。ソーメン納豆おいしいですよ。ソーメンのツユに納豆を入れるだけです。

ツナソーメンもおすすめ。ソーメンのツユにツナ缶を入れるだけです。

食事で水分を取ろう

じつは、経口から摂取している食事からも多くの水分を取ることができます。

たとえば、すいかやキュウリをイメージしてみてください。夏野菜は合理的にできていて、夏に旬を迎えおいしく食べることのできる野菜は多くの水分を含んでいます。

また、血圧が上がるから汁物を敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんが、3回に1回は汁物を取り入れても大丈夫ですよ。

水分を忘れずに

結局、水分をとることに勝る予防法はないのですが、問題は経口から摂取するタイミング。

起床時・毎食前後・おやつの時間(10時、15時)入浴、就寝前など決めて飲むとよいかもしれません。エアコンのきいた部屋の中だとなかなかのどが渇いたと感じないからです。また、何回もトイレに行くのが嫌で就寝前などに飲むのを嫌がる方が多いですが、夜間の熱中症による救急搬送は多いです。

また夏風邪がはやっていますが、体調不良時(下痢や嘔吐)などのときは、特に大量の水分を失うためスポーツドリンクやミネラル分を補う必要があります。

父は、お酒が大好きで、アルコールを飲みながら「水分補給や!」と言ってますが、アルコールは水分補給にはなりませんので・・・。要注意!

まとめ

いよいよ、梅雨が明けたら夏本番。

健康的なバランスの良い食事をして、熱中症予防に努めましょう。

yuki

みなさまの在宅の生活を支援しているケアマネージャーのゆきちゃんです。

介護にまつわる情報を発信していきます。

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