「初期の認知症」とは?                     ~認知症の新薬「レカネマブ」承認を受けて

こんにちは。ケアマネのゆきちゃんです。

このほど、認知症の新薬「レカネマブ」が承認されるか?というニュースがありました。

レカネマブの適応は「初期の認知症」です。「初期の認知症」に投薬すると効果ありってことです。

そもそも「初期の認知症」っていつ、どのようにわかるんでしょうか?

皆さんは、ご存じですか?

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☆初期症状とは☆

家族が「すこし認知症があるんです」と施設に高齢者を連れて相談に来た時、実際に簡易テストを行なってみると中程度以上のことがとても多いです。

認知症は、自覚しにくいことも多く、周囲の人が注意をしておくことが、とても大切です。

よく、教科書などに書いてあることは、

1.同じことを何度も聞く

2.常に探し物をしている

3.料理や、計算ミスが多くなる

4.今日の日付がわからない

5.迷子になる

6.やる気がなく、いつも、だらしない恰好をしている

等です。

3~6になるとさすがに、家族でも気づいて相談に来られるようになりますが、1,2のレベルですと家族でもなかなか気づかないことが多いです。

本人は、1.2レベルで、「私って最近物忘れが…」って感じる場面が発生していると思います。でも面と向かって、「あなた認知症じゃない?」と、言われると、ショックなものです。もちろん、否定したくなります。

ですから、自分がおかしいと自覚する前に、周りの人が、それを教えてくれる関係性を作っておくことは大切ですね。

また、周りの人から指摘をされたら、気分を害さずに、ああ、気付いてくれる人がいてよかった。と、専門科に受診してみるといいかもしれません。

☆どこに受診するの?☆

よく「専門科」に受診しましょう。と、いろいろな本や、ネットに記載されていますが、認知症を診断するには、一つ目の選択として、かかりつけ医などがありますが、そのほかにも、精神科、心療内科、脳神経内科・外科、物忘れが以来、老年科などがあります。

☆もうひとつの早期発見☆

皆さんは、必ず、毎年定期検診を受けていると思います。

私は、これに必ず、脳のCTかMRIを撮影することをお勧めします。

脳ドッグは、確かに高額ですが、1万5000円程度で受けることができます。

血圧や、高脂血症など、自分ではなかなか自覚症状がなくても、血液検査をしたり、血圧を測定したりすることで、自分の症状を自覚することができますよね。

同じように、脳ドッグを受けて、自分の脳の画像を比較していくことで、早期発見につながるのではないかと思います。

車の運転を続けたい人は、できるだけお願いしたいですね。

まとめ

もちろん、認知症になっても、住みやすい環境を整えることも大切ですが、もし予防できるのであれば、初期症状をしっかりと覚えていて、適用な時期に認知症の新薬「レカネマブ」が利用できるタイミングをはかりたいですね。

yuki

みなさまの在宅の生活を支援しているケアマネージャーのゆきちゃんです。

介護にまつわる情報を発信していきます。

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